自作PCパーツの選び方 HDD編

自作PCパーツの選び方 HDD編
はじまりはじまり～ｗ

  自作PCパーツの選び方 HDD編

HDD（ハードディスクドライブ）を選ぶためのポイントをご紹介します。

  容量

やはり一番重要なのは容量だと思います。
最近では単体で1TBを実現する製品も登場するなど、大容量化が進んでいます。
しかし、個人で1TBものデータを扱う人はどれだけいるのでしょうか？
自分は現在550GB搭載していますが、使用しているのは350GB分くらいです。
レンタルしてきたDVDやCDをすべてイメージコピーでバックアップしたり、長時間テレビ番組を録画するなどの用途でない限り160Gもあれば十分だと思います。

  規格

HDDにも規格は存在します。
3.5インチと2.5インチに大別されますが、基本的に自作PCで使うことになるのは3.5インチHDDでしょう。2.5インチHDDはスリムタイプケースやノートPC用の製品ですので、特別な理由がない限りは、3.5インチHDDを選択します。また、2.5インチHDDは小さいために容量が少なく割高になることも、避ける要因でもあります。
また、接続方式にもいくつか規格が存在します。
一昔前は、IDE(ATAPI)接続が主流でしたが、現在はSATAが一般的です。
IDEはケーブルが薄くて幅が広かったために、ケース内の通風を妨げる上に、組み立て時の作業性も損なったため、新規格が登場することになりました。
また、新規格のSATAにも通信速度で分類されており、SATAとSATA2があります。2007現在はどちらもまだまだ見受けられますが、徐々にSATA2へ移行するでしょう。

  寿命

HDDは消耗品です。
こう聞くと驚かれるかもしれませんが、HDDのデータ記録部分である円盤は繰り返し読み書きすることで次第に磁力を保てなくなり、最終的に壊れてしまいます。
一般的に、3~5年がHDDの寿命と言われていますが、いつ何時壊れるかは誰にも分かりません。
大きな容量のHDDを一つ買うより、小さい容量のHDDをいくつか搭載し、リスクを分散させるとよいでしょう。特にビジネス用途であれば、消えては困る顧客情報などのデータを扱う場合はRAIDを組んでおくことも重要といえるでしょう。

  回転数

HDDは内部の円盤を高速で回転させながら、データの読み書きを行います。
なので、円盤の回転数が多いほど読み書きの速度が速いと言うことになります。
一般的なものは7200rpmですが、中には10000rpmを実現するHDDも存在します。よほどの理由がない限りは7200rpmでよいでしょう。また、発熱と騒音を気にするのであれば、あえて遅い5200rpmの製品を選ぶことも手だといえます。

  記録方式

現在は、従来の記録方式と、新しい記録方式の混在期間です。
新しい記録方式を、垂直磁気記録式といい、こちらの方がデータの破損リスクが少なく、大容量化が容易である利点があります。まだ新記録方式は割高ですが、徐々に移行していくことになるので、今から選んでおいても損はないと思います。

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これらのポイントをよく吟味して自分に最適なHDDをチョイスしてください＾＾

 

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