地デジが無限コピーできる

いやはや

やっぱりあるんですねぇ。

すでにご存じの方も多いのではないかと思います。

俺はテレビを全く見ないので、あんまり調べてなかったんですが、
どうやら地上デジタル放送をPCに録画して、無限コピーができるチューナーが発売されていたようです。

その名も

Friio（フリーオ）

法律すれすれを行くような危なーい代物ですが、
動画大好き！って人にはのどから手が出るほどほしい地デジチューナーでしょうな。

今回はそんな裏技的なアイテムであるFriioについて調べてみました。

地デジって言葉は皆さんご存じかと思います。
2011年より、現行の地上アナログ放送が終了し、地上デジタル放送に切り替わります。
これは国の政策なので、よほどのことがない限りこのまま遂行されるでしょう。
んで、一番利用者からの反発が大きかったのが

コピー（ダビング）が１回しかできない！！

ということ。
今迄のように、YOUTBEにアップすることも出来なければ、
バックアップとして保管することもままならない仕様になってしまうんです。

まぁこの辺の詳しい話はほかのサイト様の解説に頼るとして、今回の主役「Friio」について。

どういう理屈でこのような無限コピーができるようになるのかというと、コピー防止機能であるCCIを改変・無効化ではなく「無視」することでこれを回避しているようです。CCIの改変・無効化は著作権法で禁止されていますが、無視であれば違法ではないという屁理屈みたいな回避方法をとっています。

この微妙なニュアンスの違いというか言葉のあやと言いますか、とにかく無視することは禁止されていないことを利用してるんですな。


そしてもう一つ気になるのが、B-CASカードが付属していない点。
B-CASカードとは、チューナーに差し込んで、利用者識別するためのカードで、これがないと地デジを視聴することができません。（CSとか有料チャンネルを利用してる人は似たものを見たことがあるのかな？）しかし、B-CASカードは、B-CASから認可を受けた機器にのみ付属するので、当然Friioにはついていないんです。Friioの発売元は利用者自身でB-CASカードを入手するように言っていますが、通常のルートでは手に入らないものなので、利用者に不正に入手するように促していることになります。

不正なルートといっても、中古品ショップなどでカードが付いた古いチューナーを購入し、カードをFriioに移したり、自分が持っていたB-CASカードが壊れたからと言って新しいものを請求したりすれば意外と簡単に入手できるもののようです。ネットオークションでも売られていることもあるとか。


いろいろと問題がありそうなこの機器。
今のところ法律で縛ることができないため、対策は難しいようです。こういう製品が広まる前にきちんとした正規品を買ってもらおうと、PC用の地デジチューナーが解禁されることになりましたが、やはりコピー無制限の魅力は大きいんじゃないでしょうか。

価格は29800円とかなり高いですが、いつ買えなくなるかわからないので、今のうちに買ってしまった方がいいかもしれないですよｗ


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